日本茶アドバイザーの高橋哲也と申します。
寒い時期になると月に2度程『お茶しゃぶ』をやってしまいます。簡単でお腹いっぱいになり美味しくコスパ良しなのでやめられません。
そんなお茶しゃぶ好きの私がたどり着いたお茶しゃぶに適したお茶や付けダレについてお話をしていきます。
コスパ良しと書きましたが、今回は奮発してA5ランクの和牛でお茶しゃぶを行いました。いつもはスーパーで買った安い豚肉がメインです。
目次!!
お茶しゃぶ付けダレはポン酢で良いのか!?
私は非常にポン酢が好きなのですが、お茶でしゃぶしゃぶをするときにいつも多少の違和感を感じていました。お茶の味を楽しみたいお茶しゃぶなのですが、付けダレをポン酢にするとポン酢が勝ってしまいお茶の良さを生かしきれていないような気がしていました。
色々な付けダレを試していたところ、相性が良い付けダレを発見しました。それは『白だし』です。
白だしに少々の柚子胡椒(又は胡椒)が今のところお茶しゃぶに合う最強の付けダレです。
白だしはスーパーで販売していますので容易に手に入ります。今まで自作の付けダレを作成したりしてきましたが、白だしと出会い自作よりも簡単で毎回同じ味を作り出せます。
白だしとは??
白だしは昆布だし、鰹だしに調味料を加えられた調味料で、色が薄くとても味が濃くなっています。薄めながら使います。本来色を付けたくない和食に利用される様です。お吸い物、茶碗蒸し、うどん、お浸し等
お茶しゃぶ、なに茶を使うべきか!?
お茶しゃぶ何茶を使うか問題は、茶しゃぶをやる度に発生しました。私の中の至上課題でしたw
結論から言うと『玉露』で茶しゃぶをやるのが一番うまいです。しかし玉露は高いのでコスパを考えるのであれば『深蒸し煎茶』が良いと思います。品種が違うと味や風味が変わってくるので一概には言えませんが、うま味を感じられ肉や野菜のパフォーマンスを失わずにしゃぶしゃぶしてくれるのは玉露です。
今回は玉露で茶しゃぶを作っていきます。
家に玉露がなくお茶しゃぶがやりたいときは、家にあるお茶でやってみてください。水でしゃぶしゃぶするのとは一味違うしゃぶしゃぶを味わうことが出来ます。あくまでお茶しゃぶをやる中で一番うまいのは玉露という事で、他のお茶ではうまくないと言うわけではございませんので気軽に試してみてください。
お茶しゃぶの作り方
まずお茶しゃぶに必要なお茶を作っていきます。急須で煎れていたら日が暮れてしまうので一気に鍋でお茶を作っていきます。
- 水900㏄(5合)を鍋に入れ沸騰させカルキ抜きします
- その湯を65℃まで温度を下げます(お茶の旨味であるテアニンを抽出するため)
- 茶葉20gを入れ蓋をし3分程待ちます。
- 大小2枚のザルを用意して間にリードペーパーを入れお茶をこす
これでお茶は完成です。
お茶しゃぶ野菜の用意
今回お茶しゃぶをやる為に用意した野菜は
- レタス
- 長ネギ
- 椎茸
- えのき
- 絹豆腐
- 水菜
です。基本しゃぶしゃぶで使える野菜なら使えますのでお好きな野菜を用意してください。
お茶しゃぶをやる時に試してもらいたい野菜が『えのき』と『絹豆腐』です。この2つの野菜はお茶しゃぶ、白だしと非常に相性が良く、初めて食べた人なら驚きを感じるはずです。
お茶しゃぶ締めは何にする??
今回の白だしを締めまで使うとしたら『うどん』一択です。
白だしは普通にうどんを作る時にも使われる調味料なので相性は抜群に良いです。
また、最後に残ったお茶は普通飲めます。野菜や肉のうまみが出たお茶になります。