日本茶アドバイザーのタカハシです。今回は静岡茶工業協同組合が運営するお店の日本茶カフェ『喫茶一茶(いっさ)』にお伺いしました。
お茶に対しての情熱を感じられるお店でした。私の頂いたの物の感想や店長さんとの会話なども紹介させて頂きます。
目次!!
喫茶一茶の基本情報
住所:静岡県葵区黒金町49-1(JR静岡駅北口地下広場)
TEL: 054-253-0030
定休日:水曜(祝日の場合は翌営業日)
営業時間:10~19時(LO18:30)
席数 4人掛け1席 2人掛け1席 カウンター5席 計11席
店舗を利用せずともこのスペースを使えることが出来ます。 駅と繋がっているので待ち合わせなどにも使えそうです。
お茶の香りがする機械がありますので、非常に良い香りが周辺に充満していて良い気持ちになります。
喫茶一茶 メニュー
週替わりのお茶が3種類用意されています。
『上生菓子セット 700円』3種のお茶1つ選び、上生菓子がついてくる
期間限定セットが用意されています。(私が伺った際の限定セット)
静岡本山茶飲み比べセット 700円
静岡本山茶シャカシャカセット 800円
抹茶を自身で点てられるセット。お菓子がついてきます。
テイクアウトメニューも用意されています。
- 一茶煎茶 300円
- うす茶糖 300円
- 本山釜炒り発酵茶 300円
- 静岡ほうじ茶 300円
- 静岡和紅茶 300円
- (上記メニューにアイスのトッピングが出来る 200円)
私が頂いたお茶
本山茶飲み比べセット(700円)を頂きました。
玉露、煎茶、深蒸し煎茶が出てきます。別途急須に入っている為、全部で3煎位飲めます。
どのお茶も非常に美味しく飲み比べてみると、そのお茶そのお茶の違いや良さを感じることができます。
本山釜炒り醗酵茶(300円)
帰りに店長さんのオススメを聞いたところ、こちらの商品を紹介していただきましたので頂いてみました。
カップに入って出てきます。
普通の煎茶とは違う面白い味がしました、 紅茶に近いような味を感じられます。若干のくせはありますがさっぱりとしています。最後まで飲み切った時にはクセになる感じも覚えます。
喫茶一茶 店長とのやりとり。
この喫茶一茶の店長さんはお茶職人と感じる程の考えをお持ちの方でした。
お茶を淹れる際には五感を頼りに入れているとの事で 一般的に言われている水の温度や時間などではなく、そのお茶に合わせた煎れ方を大事にしているとの事。
大変勉強になりました。私も水の温度、煎れ時間など勉強して満足していた感がありましたので、お茶の煎れ方を見直す機会になりました。
この様なお茶の話の他、和紅茶の発祥であり、その祖となる多田元吉さんの話をしてくださいました。
最後に
静岡駅を利用することは多くは無いのですが、駅を利用するたびにお伺いしたいお店です。
また写真撮影やお話に快くお付き合い頂いた、店長さん、スタッフさんに感謝しております。
店内には茶葉の販売を行っているスペースもあり、静岡市内の茶葉が50種程販売されており、どれも500円で買えるので知らないお茶に出会え新たな発見もあると思います。